コクピットはジャガーのレジンセットを使用した。ただし、シートは形状が違うのでファインモールドの座席脚柱セットからもってきた。キット素組みよりは見栄えがいい。　コクピット横の脱出扉は角が丸いのが試作機の特徴のひとつだが、５号機、８号機は写真から確認した結果、キットのままでいいことがわかった。
　エンジン前面の管状冷却器はエデュアルドのエッチングを使用した。　スピナーはキットのパーツにプラ材でかさ上げし、瞬着でかためて削りだした。　排気管はモスキットを加工した。　フラップは開状態にした。胴体側の内部はエデュアルドのエッチングを使用した。
　機体色はどんな色かわからないが、イメージで調色した。マーキングはすべて塗装で仕上げている。陣太鼓のマーキングの色は赤と黄というイメージがある。２号機や５号機はそうかもしれないが、８号機や１０号機は違う色味で写っている。白黒写真なのでわからないが、文献などから白と黄にした。　けっこうやり残したことが多いのでまたいつか挑戦したい。　

スケールアヴィエーション Vol.41　2005年　1月号掲載