雑誌の企画でハードなウェザリングということだったのですが、試作機だと合わないかな？ということで、「もし実戦配備されたら」という仮想モデリングをした作品。
　ファインモールドの烈風用ディティールアップパーツ、烈風用自重変形タイヤ、烈風用２０ｍｍ機銃銃身、九八式照準器を組み込んで製作した。　塗装はグラデーション塗装に加え、ハードな退色表現をした。　ウェザリングもきつめにしている。
　マーキングはわかりやすくてカッコイイのがいいだろうということで、雷電の後継ということも想定し、３５２空のマーキングにした。それならということで、ファインモールドから限定でリリースされた1/72のキット、「東京上空 １９４６」のマーキングを再現した。　一部は雷電のキットから流用したが基本的にマスキングして塗装した。

スケールアヴィエーション Vol.99　2014年　9月号掲載