２００７年の年末にリリースされた5500ｔクラスでは比較的新しい部類のキット。　ディティール、モールドともに良好で特徴的な艦首の微妙なラインも巧みに再現されている。　艦船は小学生以来しばらく作っていなかったが、この作品が復帰第１作目となった。
　艦橋の窓枠はエッチングを使用して抜いている。　煙突はくり抜き、中の雨除けのフィンを工作し、格子は伸ばしランナーで工作している。蒸気捨管もより細いプラ棒で作り直した。　機銃、ボートダビッド、探照灯などはファインモールドのナノドレッドに交換している。　エッチングは手持ちの在庫の中から選んで使用している。　一部の手すりにキャンバスをはり、艦橋まわりだけプラ棒から製作したマントレットを配置してみた。

大日本絵画　出版　　模型でたどる太平洋戦争の海戦シリーズ　

「真珠湾奇襲　１９４１.１２.８」　掲載